パチンコ店の長時間労働

私が10年ほど前に勤めていた、パチンコ店はかなり労務ブラック企業でした。仙台市内のパチンコホールのスタッフとして働いていましたが、とにかく労働時間が長く、肉体的にも精神的にも疲弊しきった状態で日々を生活しておりました。
営業時間の都合上、早番出勤と遅番出勤が混在するシフトになっており、遅番の後の早番出勤などは、睡眠時間は3時間ほどしか取れず寝不足のまま仕事をしておりました。慢性的にスタッフが少なく、社員がシフトの穴埋めを行うことで、無理なスケジュールでの労働を余儀なくされていました。

 

日常的に残業も多く、特に遅番の時は新台入れ替え作業などがあると、朝までかかることがざらにあり、残業時間は5時間程度にのぼりましたが、そのうち残業として認められるのは1時間程度でした。もうそういうものだと社員は諦めていましたので、特に労基に駆け込むだとかそのような動きを取る社員は私を含めていませんでした。店長を始めとする上層部が、社員を長時間働かせはするが、それ以外の面での人間性が良く、長時間労働の不満をうまく吸収していたと言うことも、その労働環境でしばらく耐えられた一因かもしれません。

 

私は、結局体を壊してしまい、また知人に相談したところそんなところはやめたほうがいいとアドバイスをもらったので辞める決心をし、転職しました。今思えば、もう少し見切りを一因かもしれません。
私は、結局体を壊してしまい、また知人に相談したところそんなところはやめたほうがいいとアドバイスをもらったので辞める決心をし、転職しました。今思えば、もう少し見切りを早くつければよかったかなとも思います。