入った当時は拘束時間はそこまで多くありませんでしたが、リーマンショックを迎え、業績的にも右肩下がりになったころから拘束時間は1日15時間を超え、昼休憩もろくに取れない状態でした。
締め切りがある仕事なので、毎週末は缶詰状態になり、深夜まで残業が続き、自宅が遠かったため、近くのマンガ喫茶・社内泊が続くようになりました。
土日は休みでしたが、ただ疲れを少しでも解消しようと寝るばかりで正直仕事以外は何もしていない日が続いていました。
ある日加古川の弁護士による労務環境の改善ということで、ノー残業デーの開始や残業時間のリミットなど改善に向けて始めたものの開始1ヶ月でもとに戻り、結局会社でできない仕事は家に持ち帰ったりがほとんどの状態でした。
社外へ持ち出すには不適切な書類も多数あり、コンプライアンス的にとてもではありませんが整った会社には程遠い組織になってしまったので退職者も続出し、さらに負担が大きくなるというスパイラルに陥りました。
さすがにもう体がもたず、退職を余儀なくされました。